全3巻
ストーリー
警察官としての職務に没頭する「沢村久志」そんな彼に愛想を尽かし、妻と息子は家出をしてしまう。ある日、犬に喰い殺された女性殺人事件の担当となり「カエル男」と呼ばれる猟奇殺人者を追う事になる。
増える被害者に共通するのは幼女樹脂詰め殺人事件の裁判員制度による裁判員であったという事、その中には沢村の妻「遙」も含まれていた...犯人の正体、目的とは...
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元ネタが面白すぎる名作映画作品
作者の思うラストシーンでは規制が掛かったらしく、ラストが変わっていて残念な結果になっている。読んでいて気づくが私の好きな映画作品「セブン」まんまである。いや?パクリ?オマージュ?デヴィットフィンチャー監督に見せたらあれ?俺の作品じゃんと思う位酷似している。主人公が警察で犯人が猟奇的殺人者、7つの大罪を私刑に置き換えただけやんけ!
犯人の設定も動機も元ネタより弱い。本当のラストシーンは語られなかったが、家族はすでに死んでいて、ハンバーグのお肉もアレですね。主人公が最大限の殺意をカエル男を向け、銃口を放ち最高のミュージアムの完成だ!で終わってたでしょ。元ネタはそうです。
映画「セブン」を知らなきゃ面白い作品。序盤読んでいて面白いのは、元ネタが面白すぎる名作映画作品だから!雨の陰鬱な設定もセブンの序盤だよ!オマージュにしてもここまで設定が似通ってしまうとちょっとね...