ファンなので温度差あります。大知識限定盤到着。レビュー&感想を。ライブDVDはライブレポートの感想で。
前向きな楽曲は誰の心にも「HIT」する
前作「FEVER」から1年6ヶ月ぶりのフルアルバム。いつ聴いても、どこから聴いてもOKというコンセプトの通り、派手さはないが、聴きやすいアルバムになっている。
「Who's The Man」のR&B調が好きだった古参ファンは「HIT」を聴いてどう思うのだろうか。リード曲「Darkest Before Dawn」から始まりシングルカット「EXCITE」「(RE)PLAY」と和製マイケルジャクソンから脱却しテレビ露出も増え、三浦大知の名前が一般に知れ渡るようになった。古参ファンは大衆向けになってしまうではないかと危機感を抱いているのではないかと心配していそうな気もする。
しかし、4曲目からの「Neon Dive」~「誰もがダンサー」の流れは三浦大知しか歌えない楽曲が散りばめられている。これは昔があっての現在であり、簡単そうに歌うが真似出来ない。日本の売れ選というのは歌の上手さより、簡単に真似出来る方に重きを向く。最近で言うと「PPAP」がそうである。アイドルも身近な方が売れるし、パフォーマンスの高さが逆にとっつきづらい印象を与えている。
カラオケで歌えないのは痛く、チョイスとして三浦大知の楽曲を選べば必ずと言っていいほど歌えず「失敗」する。カッコいい楽曲だらけだが、格好良く歌えこなせない男がほぼ10割である。ラブソング「Two Hearts」を歌えれば格好良いが無理である。あんな安定したファルセット出せない。今回収録の「Hang In There」もカラオケで歌えば「死」確定である。凄さが分かれば虜になり、パフォーマンスに釘付けになる。
過去作に比べると聴きやすいアルバム。新規ファンにもおすすめしやすいアルバムとなっていて、前向きな楽曲は誰の心にも「HIT」する。DAICHI MIURA LIVE TOUR 2017「HIT」の開催が楽しみ。ここまでがアルバムの感想。
ここからは大知識限定盤。東京国際フォーラムホールAダイジェストDVDの感想
代々木公演も素晴らしいですが、ホールキャパシティの方がダンスが近く見れて、音響も良い。代々木公演はライブを観るというより祭りだった記憶が。どちら素晴らしいライブであることには間違いないですが。
改めて見て思うのは、この時の楽曲が未発表曲ばかりということ。「Look what you did」「(RE)PLAY」「EXCITE」と初聴の人がほとんどで、ある意味貴重な体験に。人によっては聞き込んでから参戦したかったという人もいたはず。後にこの新曲達があんなにEXCITEする楽曲となるとは。
「(RE)PLAY」に関しては振付が所々変更になっていたりします。最後にはリクエストコーナーの楽曲がダイジェストでエンドロールに。45分収録で今ならまだ間に合う限定盤。代々木公演も良いけど東京国際フォーラム公演も良い。
二度言うが、DAICHI MIURA LIVE TOUR 2017「HIT」の開催が楽しみ。
三浦大知「Darkest Before Dawn」
三浦大知 ALBUM「HIT」(Teaser)
DVD/Blu-ray「DAICHI MIURA LIVE TOUR (RE)PLAY FINAL at 国立代々木競技場第一体育館」(Teaser)
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DAICHI MIURA LIVE TOUR (RE)PLAY FINAL at 国立代々木競技場第一体育館 [DVD]
- 出版社/メーカー: SONIC GROOVE
- 発売日: 2017/03/22
- メディア: DVD