モノを手放すメリットを快くに思えるようにすることが大事
「汚部屋」と呼ばれる部屋に住む女性の部屋が綺麗になるまでの読みやすいコミックエッセイ。
毎回、この系の本を読む度に思うのだが、ここまでよく汚せるなぁと思っている。イメージ的には女性の方が汚部屋率が高い「気」がする。小物や雑貨・雑誌類、アメニティなどこまごましている結局使用しないで増えるモノが存在するからだと思っている。
とりあえず片づけるという部屋の中からモノを出す行為。捨てるという言い方は勿体なく感じるので、ときめく、ときめかないとかそういう言葉で代用するのが綺麗になる一歩である。
汚いと汚い部分(粗)が気にならないが、綺麗だと汚い部分が目立つようになり、掃除は習慣になる。
ただこの本は一人暮らしであるから使える技術であり、誰かと同居していたら、難しいのかもしれない。他人のスペースが気になり無理に捨てたら口論になる。自分から見たらゴミ同然でも他人から見たら捨てられないのである。片づけられない以前の自分を思い起こすとよく分かる事。
まずは思考(マインド)から変える。部屋を綺麗にする一歩はきっかけ(読書・または他人の影響)を受け、気持ちを切り替え少しでも良いから、モノを手放すメリットを快くに思えるようにすることである。