内と外の良いバランスで暇時間を構築する事が生活に彩りを与える
私はまだ20代。暇で、退屈でたまらないと思うことがある。正直、暇の使い方が死ぬ程下手くそである。いつか爺になるのなら、今から読んでもいいだろうと、本作に手を伸ばした。
現代の若者は自分の含め、多忙であるけれども、空虚感を感じる事が多い。スマホの中のまがい物の友情や情報が充実感を満たす事がないと薄々感じているのに辞められないからだ。
暇を上手に使えなければ苦悩する。参考になることも多く、暇を楽しむには努力が必要。受け身の暇つぶしは脳が萎縮する一方。暇を苦悩に感じるなら、生きる楽しみはなく生ける屍となる。
生き生きした人間になるには暇な時間を有効活用する事が大切。インターネットやテレビに依存しすぎてはダメで何事もバランスである。内と外の良いバランスで暇時間を構築する事が生活に彩りを与える。その為の分かりやすい指南書になっている。
暇を潰す事に悩んでいるのなら読んでみて損はない。こんなジジイになりたい。これは褒め言葉である。