食べるプリンの方かと思ったら
「恋」以来の10ヶ月ぶりのシングル。キャッチーで聴きやすい。売れてから好きなアーティスト。ミーハーと言われるが仕方ない。
初期の方よりも最近の方が好きでブラックミュージック×ポップス=イエローミュージックに変わった辺りから聴きまくり。大衆性を好まない人もいるが、音楽は聴かれてナンボである。
「Family Song」も絶賛良い曲であるが、聴いてほしいのはカップリング曲の方である。「肌」「プリン」「KIDS」とあるが、アップテンポが好きなら「プリン」は外せないし、初聴の人はこういう音楽もあるのか。と幅も広がる。食べるプリンの方かと思ったら、プリンスを意識した曲で、あら?まさかの?疾走感。
毎度お馴染みの特典DVDの内容の濃さは「お得」以外の言葉が見つからない。特選ライブ映像、ドキュメンタリー、オーディオコメンタリー。更に水谷千重子氏のメッセージと盛りだくさん。
傍から見たら星野源のどこがいい?と言われるが、大衆性を纏いながらも独特な音の作り方が面白くしかも多彩。ある人から見れば、初回版のプレミア値が高騰して万歳!
なんか良い。それだけで音楽を聴く要素としては十分。一つのパッケージング作品として見ても、初回限定版は異常な程内容が濃い。
音楽を売っているのか。アーティスト自身を売っているのか。分からない時代だがプロモーションが最高に成功している人。
星野源の一番の良さは「スケベさ」でラジオを聴く人は分かるかもしれないが、私はあのにじみ出る「スケベさ」が好きで音源を購入しているのかもしれない。
似たような曲だなぁと思う感性はどんどん年老いてきた証拠で差異を見つけなければ人生はどんどんつまらなくなる。ここがこうで良いよね!という微妙な発見があるアーティスト。ドキュメンタリーDVDを見れば「星野源」ではなく「ハマ・オカモト」が好きになる!アルバム「NO MORE MUSIC」発売中!