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映画「ちはやふる -上の句- -下の句-」若手俳優陣を起用した原作のダイジェスト作品!

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ストーリー

小学6年生の「綾瀬千早」の夢は姉が日本一のモデルになる事。しかし転校生「綿谷新」に出会い、かるたとも出会う。彼のかるたに対する姿勢に魅せられた千早は幼馴染の「真島太一」と3人で競技かるたに情熱を注ぎ込んでいく...

 

ここから始まる映画版

それから3年後。小学校卒業と共に別々の道を歩いていた。千早と太一は瑞沢高校に進学し、新は地元福井の高校に進学する。


もう一度3人でかるたをする事を信じ、千早、太一と二人で瑞沢高校かるた部の設立する。

漫画原作の映画化で若宮詩暢役の松岡茉優ほどイメージに近づいた女優はいない

上の句は高校入学から東京都大会決勝までを映画化。下の句は近江神宮でのかるたクイーンとの勝負まで。映画化される作品は本当に描くのが難しい。

 

原作厨なんで申し訳ないですが話を端折りすぎだが、内容が補填出来れば見れる作品。千早役の広瀬すずも可愛いですし、瑞沢高校かるた部もかるたクイーンも良い配役で松岡茉優に至っては完璧以外に言うことが無い。

 

表情や仕草も「あっ、クイーンだ」と思う。下の句だけの出演が悔やまれる。原作見て映画見てない人はクイーンだけでも見て欲しい。北央学園はキャラクター性が描写出来てないんで単なる変人なのは勿体なかったが。


心情を描写出来ないまま2時間を駆け抜け、あっという間に東京都大会優勝しちゃいました!てへっ!という感じで上の句が終わり、下の句も似たような内容であった。映画化には不向きな作品。

 

原作もアニメも思う十分心情描写を出来る時間があり、そこに作品の良い所が詰まっているのにと思う。メディアミックス展開は難しい。これが連ドラだったら間違いなく良い作品になっていた。あのラストシーンは分かっていても見たくはなかった。原作もあの終わり方で終わるだろう。けれどあのシーン辿り着くまで原作なら50巻以上になってしまうのかな。

 

余談だが、この時の広瀬すずは魅力を感じないが、成田凌との交際報道が出てから魅力が出てきた。うーんやっぱり男が出来る事によって女は変わる。千早もそうかな?

 

余談の余談。Blu-ray&DVDのセット販売は本当に誰も得しないよね。