ストーリー
2015年、渋谷。「渋谷地震」と呼ばれる大災害から6年。渋谷で奇妙な殺人事件が起き始める。私立高校碧朋学園に通う主人公「宮代拓留」は所属する新聞部のメンバーと共に6年前に起きた「ニュージェネレーションの狂気」と称される事件の再来として、この殺人事件を「ニュージェネレーションの狂気の再来」と呼び、事件を追う事になる...
消去出来ない記憶を持った脳に後悔はさせない作品
ストーリー構成はジェットコースターに乗ったような話の展開で内容が結構難解。ただ多少理解できれば、没入度は非常に高い。終盤辺りのストーリーはのめり込みすぎて気分が悪くなった程である。企画原案はシュタインズゲートでお馴染みの志倉千代丸氏。ハマればドンぴしゃでハマるであろう。シュタインズゲートでは多少の2ch用語、中二病とハードルを越えなければ楽しめない。カオスチャイルドもまた同様である。
そのハードルを飛び越えた時、収束へと向かうストーリー展開は未来が早く知りたいと思った程だった。
ちょっと痛いぐらいじゃないければ、面白さは生まれない。探求心と妄想は世界と認知を変える。「このくそったれなゲームをクリアした」時、消去出来ない記憶を持った脳に後悔はさせない作品。