☆☆☆★★
SONY 360 Reality Audio 試してみました。
視聴専用アプリ「Artist Connection」対応ヘッドホン「WH-1000XM4」
イヤホン「WI-1000X」で360 Reality Audio版YOASOBI FIRST TAKE「群青」で検証。
まずライブ・スタジオ映像と相性が良いというのが第一印象。
音の広がりを最大限に感じたいのならイヤホンよりヘッドホンの方が良い。
一応LDACで転送していますが、専用アプリの音源のビットレートは不明。
確かに自分を中心に360°から音は聞こえ音場が広く・音の分離が分かりやすく、
凄い良いのだが、いかんせん映像コンテンツが少なすぎるのが難点。ソニー系アーティスト推して行けばいいのにYOASOBIでもサンプル映像しか配信していないのは本当に謎。
技術は凄いが、コンテンツが少なすぎてユーザーに訴求出来ないのが残念。
ソニーは本当にハードウェアとソフトウェアとコンテンツの連携がヘタクソなので、
気づいたらこのコンテンツはAppleの空間オーディオにすべて喰われてしまうのかなと思ってる。
少し先の未来で5Gが普及してコロナ後のライブストリーミングにこの技術が普及したら嬉しいとは思うが、如何せん機器を揃えるのに割といいお値段がしてしまうのはネック。Youtubeに疑似体験が出来る動画があるが、専用アプリ+ヘッドホンで体験できるものと全くの別物だと言ってよく、逆に中途半端に体験してあんなもんかと思われるのが非常に勿体無い。
映像ありきのコンテンツで音源のみならステレオで良いかなぁというのは正直ある。
後日アップデート予定ではあるが、現時点でAmazon Music HDではヘッドホン未対応は悲しい。それはいいとして、自社のmora qualitasに対応してないのはどういうことなのだろうか。
deezerもnugs.netも興味があっても初見には敷居が高すぎる。
ソニーミュージックアーティストはYOASOBI、米津玄師、King Gnu、NiziU、DISH//、Creepy Nuts等人気アーティストがたくさんいるのになんで映像コンテンツ増やさないんだよと本気で思ってる。
今の所希望は見えないがSpotify Hi-fiが出て3D Soundを採用したら展開は変わってくると思う。
興味ある人はソニーストアで体験してみるのが良いが、凄いんだけどこんなもんかだと感じる方が多いのではと。
音場の広さ・迫力とスマホで見る画面の小ささとが噛み合ってないからだとは思います。
AndroidTVとライブ映像を連携してと思ったのですが、これもまたマニアックな考え。
対応スピーカーも発売されてますが、日本の住宅であんなデカイの置けないし、大きい音量を出すわけにもいかない。
Airpodsがこんなに普及しているのをみると、技術は凄いが求めている人がそんなにいないで終わりそうなコンテンツではなかろうかと思ってます。
没入感や圧倒的臨場感と手軽さどっちをとりますか?は一般人は確実に後者なのが悲しい所。普及するのは手軽で簡単である事を考えるとやっぱりアップル社が強い。
対応機器持っている人は一度体験してみるといいですよ。