review-the-item.net

「昔はよかった」病 パオロ・マッツァリーノ著 美化された思い出を語るのは人の悪い癖?妄想の誇張と印象操作!

広告

f:id:strunning:20170125173635j:plain

昔を生きた人へ。現在はそんなにも悪い時代かい?

バカの壁もベストセラーならこの本もベストセラーになるべき。昔は良かったとうるさい老人。体力的に衰えたから昔が良かったのか。景気が良かったから昔は良かったのか。死が近いから諦めて未来を見る事をやめてしまったのからなのか。全員が全員そういう人ばかりではない。テレビで見た現在を生きているチアリーダーの84歳の淑女は昔はよかったなんて絶対に言う人じゃない。若者が見てもカッコいいし憧れる大人。抱いてくれるなら抱いて欲しい。


私も昔はよかったなんて言える時代が来るのか。それは分からない。

 

たまの休みに下町を散歩して、古き良き時代を懐かしむ新築マンションに住む住民。無料なのにCMが多いと嘆く視聴者。絆と信じているモノが同一性の強制に気づかない。企業努力を放棄した商店街で声高に嘆きをあげる人々等、面白い事例と共に昔と現在を比較する。現在を生きる人に昔はよかったなんて言うもんじゃないよ!祖父!現在はそんなに楽しくないのかい?

「昔はよかった」病 (新潮新書)

「昔はよかった」病 (新潮新書)

  • 作者: パオロ・マッツァリーノ
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2015/07/17
  • メディア: 新書